「おかあさんの木」という映画を観ました。
鈴木京香さん主演の戦争中の「お母さん」の話です。
何とも言葉がありません。
戦争は酷い・・・とかたづけられてはいけない、そんな映画です。
戦争に加担させられ、それで何も疑問に思わない社会が非常に怖い、と誰もが思うはずです。
戦争を進めたのは社会でもあり市民でもあります。
権力に迎合してせこくい生き残ろうとする人間誰もが持つ弱さなのでしょう。
軍国主義やそれを主導した国家の中枢のせいだけではありません。
この映画を作った人達はそれをしっかりと自覚し、大問題視し、映画を作ったのでしょう。