多くの方にこのブログを読んでいただいているようです。
大変に嬉しく思います。
そこで、最近強く感銘を受けた言葉を紹介します。
「医学に携わる者は、未知の人、そして過去や未来の人とも深く関わることができる。」
ある本で監修者のお医者さんが恩師の言葉として引用されたものでした。
誰の言葉であったのか、その本では明かにされていませんでした。
そこで私はその監修をした先生に「素晴らしい言葉ですね」と手紙を書きました。
するとすぐに返事が来ました。
驚いたことに、これは私が10月から職を得た昭和医大学横浜市北病院の初代院長、黒川高秀先生の東大での最終講義でのお言葉、ということでした。
私は直接黒川先生を知りません。黒川先生は平成22年に御逝去されています。
しかし、彼の言葉通り、未知の人どうしが係わった、と言えます。
過去や未来、そして人は皆は糸で繋がっているのです。