賛否は別として文春と新潮、震源地周辺の原発稼働維持に関して
意見が二分(にぶん)されたようです。
ただし新聞広告を見る限り・・・ですが。
権力迎合が勝つか?部数獲得の常道が勝つか?見物です。
それにしても何が何でも原発は止めない、恐るべき執念があらわに
なりつつあります。
山口県の清水で知られる湧き水の池(美弥池)の水が濁ったとか。
3・11以来の出来事だという話で、何とも不気味です。
それよりもっと不気味なのは「何が何でも原発は動かす」という
姿勢の人達。
原発有事の避難計画には避難の経路として九州新幹線があてにされて
いた、と新聞に載っていましたが、こんな歴史的ギャグで笑いものに
されてまでして、それでも「原発は安全!」と言い切るエネルギーは
何なのでしょう?
マイナンバー制度なんかの「底流」はインチキ天下り行政法人の
「しのぎ」のための小賢しい役人どものワル知恵なのでしょうが、
原発に関しては何かもっと恐ろしい、病魔というか悪魔というか、
陰謀というか、なんと言うべきでしょうか、縄文時代から続くこの
列島を支配する何かの力・・・みたいなものを感じます。いやただの
藩閥政治?それなら明治維新以来?
とにかく「原発死守」を堅持する日本社会の暗部を流れる大きな底流
が見え隠れしている気がします。
彼らの思想ではおそらく原発に神が宿っているのでしょう。
原発教の原発原理主義による原発本位制(原本制)。
そうか!「ヤマタイカ」で描かれた「オモイカネ」は原子炉のこと
だったのか!もう一回読み直しましょう!
「ボランティアがぞくぞく空港から熊本入りしとるばってん、
気い付けないかんぞ」
「はい、ああいう若造どもに原発反対派がいっぱい混じっている
でしょうから」
「どないしたら原発反対派を見分けることできるかいのぉ?」
「そりゃやっぱり踏み絵でしょ。原発の踏み絵ば作るとです。これを
空港に設置して、威勢良く踏みつける奴は反対派っちゅうことで
取り締まればよかです。」
「そりゃあ名案じゃのぉ。犯人見つけるんわやっぱり踏み絵じゃ。
踏み絵に限る。県警の伝統じゃあ」