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4月9日 科学とは、自分の知らないことを受け入れること!

映画「インターステラー」を観ました。

ちなみに自分の中では「惑星ソラリス」に次ぐ、超傑作ハードSF映画でした。

ただし「広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由」

スティーブン・ウエッブ(青土社)が面白くてたまらない、

という人以外には楽しめない映画だろうと感じました。

「スノーピアサー」や「ダイバーシティ」と言った、

SFの世界を借りて人間の本質を描こうとする寓話的SFではなく、

SFそのもの、という映画です。

ブラック・ホール内の「特異点」を「空間の歪みの最大値を示す地点」と

あっさりと説明しているところは「!?」でしたが、いくつかの名言がありました。

最初の部分で少女が父親に言い放つ「科学とは自分の知らないことを受け入れることでしょ!」

アン・ハサウェィが言う「いま自分が感じている時空を超えてふたりが引き合う力。

この「愛」こそその星が正解なのだと伝えている。」

いかにも女性の世界観、いや宇宙観、このシーンも圧巻でした。

映画では重力の根源を解き明かそうとする科学者が登場します。

重力や磁力の伝わる速さは定義されていません。空間や時間がそこに既にある、

というのと同じ。

光や電気は伝わるのに時間がかかるのに・・・。

原子重力波の話も出てきます。原子重力波が実測されることで、

これによって初めて時間の進む方向が一定であることが証明される

らしいのです。

佐藤勝彦先生にもぜひこの映画を観てもらいたいと思います。

自分が知っているちっぽけな科学理論に当てはまらないことをオカルトと決め付ける

無知蒙昧こそ非科学的、いや反科学的科学原理主義者、と言えます。

まともな科学者は生命はどこから来たのか、我々は死んだらどうなるのか、

自分に宿っている意識とは何なのか?いくら考えてもわからないことに謙虚です。

私が知る限り、第一線の多くの科学者は神の存在を信じ、

あるいは心身二元論をあらかじめ肯定しているがゆえに要素還元論で否定しようと

試みます。

科学万能を唱える「科学原理主義者」は無教養の極み、と言えるのではないでしょうか。

そのせいでしょうか、権威の象徴とも言えるとある大学の教授は

大概は科学原理主義とは程遠い、教養ある御仁ぞろいです。

「どうせ論文なんてみんなインチキなのよねー。こんなものはみんな

オタクの戯言でしょ。しかし私ほど正直で潔癖で天才的な科学者は人類史上いない!

だから何をしてもいいのよ」と、

製薬会社から多額の「ジェニ」をもらい、インチキ論文をせっせと投稿して

製薬会社に巨万の富を与える外道の道をまっしぐら、という困った人も

出てくる始末。

彼らにとって科学とは、「権威と権力、地位とジェニを与えてくれる

ハッタリの道具」というところでしょうか?

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